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A.C.P.C.提携講座 ライブ・エンタテインメント論
提携講座/登壇講師インタビューseason 1

Interviewee

REC.010 野村達矢さん

ヒップランドミュージックコーポレーション取締役執行役員
ロングフェロー代表取締役
一般社団法人 日本音楽制作者連盟理事

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CHAPTER.2
アーティストとファンの関係

― 講義で見せていただいたサカナクションのPVですが、「あれ見た?」って誰かに言いたくなります。こういった感動が口コミで広がり、CDやコンサートへと繋がっていくのでしょうね。

野村:やっぱりPVの一番の使命は、アーティストを知ってもらう、好きになってもらうことです。一曲一曲の楽曲、一本一本のコンサートが売れる売れないそのものよりも、まず好きになってもらう。好きになればCDも買うだろうし、一個一個の“点”で捉えるんじゃなくて、アーティストという面で捉えて、アーティスト自身にどう興味をもってもらうか、トータルのクリエイティブがどう評価されていくのかが大事なんじゃないかと僕は捉えています。

― アーティストとファンの関係、それは変わらないものですね。

野村:人と人とのつながりなので、当然音楽というものが主役ではあるのですが、音楽だけじゃない要素も、ものすごく大きい。人が人に惹かれるファクターはいろいろあると思いますが、最終的には人間的な魅力だと思うんですよ。 自分自身も音楽を聞く時に、ただ楽曲だけを聴く場面と、アーティストの人間性に興味をもって聴く場面とがあって、人間に持つ興味ってすごく大きいし、深みも違いますよね。だからそのアーティストを好きになれば、例え自分の好みではない曲を作っても、ちょっと受け入れちゃうところもあったりして。そういう関係性も大事ですよね。

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