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A.C.P.C.提携講座 講義録

A.C.P.C.提携講座 産業概論から実務的なビジネス論まで幅広いテーマの講義を展開
メディアによるイベントプロデュース論

プロデューサー論近畿大学実施

2017年7月14日

「東京を代表する音楽とカルチャーの祭典」を目指して

「プロデューサー論」というテーマの中、『メディアによるイベントプロデュース論』と題し、スペースシャワーネットワーク社が主催する音楽フェス“SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER”の話を中心に講義を行いました。
まずは、ご自身のご経歴からスペースシャワーネットワーク社の沿革、事業展開を映像を交えて紹介されました。メディア企業ならではの映像素材をふんだんに使った講義に学生は食い入るように見入っていまた。
日比谷野外音楽堂から始まったSPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWERが、規模拡大に伴い2007年に山中湖に会場を移した経緯や、「圧倒的ロケーションでの開催」をうたい、ライブ以外にも来場者が楽しめる仕掛けにこだわったフェスづくり、一貫性を持ったビジュアルによるプロモーションには強いこだわりが感じられます。 続いてニューカマーやインディーズのアーティストを中心としたイベント「スペースシャワー列伝」の貴重なライブ映像を交え紹介され、2007年から始まった列伝ツアーが今年はアジアツアーにまで発展した様子をお話しいただきました。
また、1週間にわたって東京から発信する音楽とカルチャーの祭典「TOKYO MUSIC ODYSSEY」を立ち上げたことに触れ、「都市と音楽の未来」をテーマに、イベント・セッション・アワードなどの複合イベントとしてアーティスト、クリエイターが創る音楽とクリエイティビティを発信し、「東京を代表する音楽とカルチャーの祭典」になることを目指していますと語りました。 最後に、様々なイベントを立ち上げた経験から、イベントプロデューサーに必要なこととして、「好奇心旺盛に、情報収集と実体験を重ねる」「好きなものを見つけ、掘り下げる」「伝えたい、発信したいと思う気持ち」「新しいことに挑戦するチャレンジ精神」「継続していく粘り強さ」「常にフレッシュな気持ちを持ち続ける」「お客様視点に立って考える」「プロデュースを楽しむ」ことを挙げ、講義の締めくくりとされました。
このスライドが映し出された瞬間、多くの学生がメモをとっていたのが印象的でした。

講師 石田美佐緒 さん

(株)スペースシャワーネットワーク 執行役員 スペースシャワーTV事業本部 本部長 エグゼクティブプロデューサー

プロフィールの詳細

※肩書きは講義当時のものです

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